2009年1月アーカイブ

ヘタリア、話題ですね。一応読んだ。一言で言えばエスニックジョークの類。

エスニックジョークについて、ぼくの立場は「一概に批判できないが、よっぽど注意深い表現以外は公的に表現すべきことではない」という立場だ。

エスニックジョークなどの、「ネガティブな性質やステロタイプ」を基本に据えたジョークが成立するには、少なくとも発し手と受け手の間に信頼関係がなりなっていることや、そこに差別意識がないということを丁寧に表現することが必要条件だ。端的に言えば、初対面の外国人と「このイエローモンキー!」「うるせえこのニガー!」と言い合うのと、信頼しあっている友人同士が「このイエローモンキー!」「うるせえこのニガー!」と言うのでは意味合いがぜんぜん違う、という感じ。

信頼関係がきちんと築けている間柄では、差別用語は親愛の意味にも変わる。だから、言葉狩り的にエスニックジョークや差別的な言葉を含んだジョークを「悪」とする必要もないし、少なくともそれが肯定的な効果を持つことがあることをぼくは認める。

一方で、エスニックジョークに代表されるこういう差別的なジョークが、相当の信頼関係や、慎重な運用を求められるものだということをきちんと十分に理解する必要は、あると思う。自分が言っているジョークが、見方によっては非常に差別的で、侮蔑的なものであるということをきちんと把握して、それがある種「危険な」ものであることもきちんと意識すべきだ。

その意味で、ぼくは「サウスパーク」や「絶望先生」を高く評価する。サウスパークなんかモロにエスニックジョーク丸出しだし、絶望先生も相当に差別的なネタを多く含んだ作品だ。ただ、サウスパークがすごいと思うのが、「すべてに等しく差別的」になっていたり、自分のネタの「危険さ」にものすごく自覚的で、「あえてステロタイプを描いているけれど、差別意識はありませんよ」というシグナルをきちんと入れている。そのバランス感覚はさすが「アメリカ」だな、という感じではある。それに比べると絶望先生はちょっと「ネチズン」に媚びすぎな感じで、位置的には多分左翼にあたるぼくから見ると、ひどく程度の低い差別的ジョークに見えるものも散見されるのだけれど、基本的にはやはり自分のネタの「危険さ」について、かなり自覚的に書かれているとぼくは思う。

さて、問題のヘタリアだけれど、ぼくはちょっと評価できない。というのは、少なくともヘタリアからは、「結構やばいジョークだよな、これ」という自覚が(ぼくには)まったく見えてこない。「え、かわいく(かっこよく)好意的に描いてるからいいじゃん」くらいの、ものすごく「素朴な」感覚しか感じられなくて、自分のエスニックジョークの差別性に無頓着に見える。そういうところは、批判されて然るべきだと、ぼくは思う。

エスニックジョークや差別的ジョークは、「それがジョークであること」によって差別性が許容されたりは決してしない。そのジョークに少しでも語り手の差別意識がにじみ出ていれば、それはジョークでもなんでもなく、だたの質の悪い差別発言だ。いや、「いやいや、これジョークじゃん空気読めねーな」みたいな抑圧を伴って被差別者の発言をあらかじめ封殺してしまうあたり、ただの差別発言よりも性質が悪い、とぼくは思う。ちなみに、親しい仲での差別用語が差別発言にあたらないのは、あらかじめ互いに「こいつに差別意識はない」という了解が取れているから。逆に、いつも差別的な発言をしている人間に対してはちょっとしたジョークにも差別的な意図が汲み取られてしまうだろうね。

ヘタリアの騒ぎとか友人がmixiで書いた日記とか、ちょっと最近立て続けにこの手のジョークについて考える機会があったので。エスニックジョークの類は、本当に難しいものだと思う。素人が手を出すと火傷するよなー。

やっと先週の分を見た。今回もよくできてたなー。どうやらペースを見るに原作の既刊分は全部今期のアニメで放送しちゃおうって感じだ。

そのペースのせいか、ちょっと今回は人物の内面を想像させるような描写が足らない感じも見受けられたのだけれど、まぁしょうがないかな。その分、よく動く回でした。特に大河と会長の殴り合うシーンはアニメーションとしてよくできていた。

今回はあとは特に言うことがない。来週から佳境だなー。みのりんと大河をどう描いてくるか楽しみにしていよう。

あ、アニメとしてよくできている、っていう話で言えば、「うごメモはてな」やばい。ニコニコよりやばい。

どう見てもプロの犯行です

これも

友人が引越しに伴って原付を処分する、とのことで、安く原付をゆずってもらった。まだ譲渡手続きが済んでいないため、自由に乗り回すことができないのだけれど(今はナンバープレートが付いてない)、譲渡手続きが済んだら夢の原付ライフです。

ぼくと親しいひとはおそらく、何度かぼくが「原付ほしいなー」と言っているのを聞いているのではないかと思うのだけれど、実はぼくは大学生のころから「原付ほしいなー」と言い続けていて、「ならとっとと買えよ」という感じではあったのだけれど、一歩踏み出す勇気が出ず、けっきょく今まで買わずにきていたのでした。そこにとてもいい話が来たので、えいや、と原付所有へ。

金曜の夜に原付で友人の家に遊びに行って飲んでそのまま宿泊するという迷惑な行動パターンが増えそうですが、できれば快く迎え入れてくれるとうれしいです...。

譲ってもらった原付はプジョーのヴォーグ青。エンジンのかけ方が独特でなかなかかけられず、今日は友人にヘルプしてもらってしまいました。迷惑かけてすみません...。

友人が撮った写真

かわいい!素敵すぎる...!

追記:一緒にもらったメットが半ヘルなので、今週末にでもジェットタイプのメットを買おうかと思う。

さて、いい感じに回を重ねている「とらドラ!」ですが、2クール目に入ってだいぶ「固まってきた」感がありますね。普通に面白いです。今度から毎週感想書こうかなってくらい。ええと、今日は前回(14話)と今回の感想を推敲せずにつらつらと書きます。

前回と今回でしみじみと思ったのだけれど、かなり丁寧に作られているアニメだなぁ。すばらしい。前半は結構「学園ラブコメ」してたんだけど、最近ようやく人間関係が複雑になってきて、だいぶキャラクターの思いが錯綜してきている。原作はライトノベルだからそういう複雑な感情を全部地の文で説明していて、それはそれで「ラノベとして正しい」あり方だったのだけれど、アニメになったら、そういう複雑な感情や状況を、キャラクタの動きや声優の演技で表現していて、これはこれで「アニメとして正しいあり方」だと思う。

具体的に見れば、たとえば前回みのりんが竜二と一緒に写ってる写真の番号を指でさっと隠すところ。そして、それを見たあーみんが「写真なんてただの写真に過ぎないよ」というフォローをそれとなく入れているところ。みのりんが竜二に対して特別な感情を持っていると同時に、そういう自分の気持ちを後ろめたく思っていることを、キャラクタの言葉で明言させずにちゃんと「アニメ」で表現してる。で、それをあえて「説明」ではなく「描写」でやったところにちゃんと意味があって、というのは、言葉やナレーションで説明してしまった場合、そのあとのあーみんの「大人な対応」が薄れてしまう。「ほのめかした」だけのシグナルを、きちんと拾える大人として、前回のあーみんは書かれていたわけだ。うん、すばらしい。

で、今回で言うと、みのりんと竜二が河川敷であーみんについてしゃべってるシーンもすばらしかった。ちょっとみのりんが「説明しすぎ」なのは残念だったのだけれど(そこは「行間を読ませて」ほしかった。しゃべりすぎ。説明しすぎ)、川から二人に向かって風が吹いてくるシーンの前後は本当によくできていた。ちょっとうつむいていた竜二が顔を上げたときに、みのりんの真剣な目に少し驚くシーンがあったんだけど、こういう描写がちゃんとあることによって、みのりんと竜二のあーみんに対する考え方の違いがきちんと表現されてる。みのりんはあーみんのことをすごく「大人」として評価しているから真剣に「自分たちがガキであること」の救いとしてあーみんについて語っているのだけれど、竜二はそんなことぜんぜん思ってない。その齟齬が、きちんとあの竜二の驚きから読み取れる。すばらしく丁寧な演出。

で、この話をするときに、やっぱり前回の会話が生きていて、さっき言ったように前回みのりんはあーみんの「大人な対応」に気づいていて、それで救われていたりするのだけれど、一方で竜二は最後の方であーみんに「ほんと子供だな」みたいなことを言っている。今回河川敷のシーンで竜二がみのりんの真剣な表情に驚く原因になっているあーみんへの評価や態度の違いってのが、きちんと前回から構成されている。

というわけで、今回「とらドラ!」はほんとに丁寧に作られている作品だと感じたですよ。

ライトノベルというのは「地の文が説明過剰」な文化だとぼくは思っていて、一方でアニメや漫画というのは「説明しないこと」で表現する文化だとぼくは思っている(たとえば、ポニョの説明不足っぷりといったら...!!!)。そういうところで、実はラノベとアニメというのは相性の悪いものなんじゃないかとぼくは思っているのだけれど、「とらドラ!」は結構アニメの特性を生かして作品を作っていて好印象です。みんな見よう。みのりんは俺の嫁。

1996年。ぼくがインターネットに始めてつながった年は、たしかその年だと思う。ぼくは当時、中学生だった。OSはWindows95。今日はちょっと懐古趣味を全開にして、昔話をしようと思う。

まずは接続方法が違った。当時はダイヤルアップ接続が主流だった。アナログモデムを使って、ISPのアクセスポイントに電話をかけて、データのやりとりをしていたのだ。FAXを送信するときのあの「ペパピプペ、ぴーーーーーーひょろろろろろろろろろろ。」を聴くと、今でも当時の「あ、つながった」という瞬間の気持ちを思い出す。もちろん、「インターネットに接続する=電話をかける」なわけだから、当然その間は「通話中」となり、家の電話を使うことができない。さらに言うと、もちろんその間に誰かから電話がかかってきても、通話中だから相手の受話器からは「ツー。ツー。」としか聞こえてこない。当然つないでいたらつないでいただけ電話代がかかる。

というわけで、次は電話代の話。当時へヴィにインターネットを使うひとにとって、常識だったひとつのサービスがある。それは「テレホーダイ」。これは、23時以降特定の電話番号への電話がかけ放題になるサービスで、たいていのネットユーザはアクセスポイントの電話番号を登録して、23時以降の「テレホタイム」になってからインターネットへつないでいた。そのため、テレホタイムになると急に重くなるという現象が毎晩のように繰り返されていた。出入りしていたチャットではテレホタイムになったとたんに「重い...」という発言が増えていたのだが、よく考えるとその「重い...」という発言によってなおのこと重くなるという、なんともばかげた行為をしていたものだと思う。

というわけで、次は速度の話。当時の(アナログモデムの)速度は、最速で56kbpsまでだった。今インターネットにつながっているひとたちの平均速度はたぶん、23Mbps程度だろう。ちなみに、それぞれキロビットパーセカンド、メガビットパーセカンドと読む。1バイト=8ビットだから、56kbpsは、一秒間に7キロバイトのデータが受信できることになる(理論値だが)。ちなみに、ぼくが先日ブログに乗せた博麗神社の写真の一枚目は、181.15 KBだ。181KBのデータを受信するのにかかる時間が、約25秒。当時の速度だったら、博麗神社の写真のエントリひとつを読み込むのに、多分1分以上かかるだろう。だから当時は、画像のサイズを少しでも軽くすることや、無駄な画像を使わないことが「ネチケット」(懐かしい言葉だ)とされていた。

そういう時代を象徴するものとして、ぼくはいろんなものを思い出す。一番お世話になったのはICQだろう。ICQは、今で言うメッセンジャーみたいなもので、登録してある友人がオンラインかオフラインかがわかったり、IMを送ったりできるソフトだ。仲のよかったネット友達と、ICQで会話したりももちろんしていたのだけれど、面白いのが、よくわからん中国人とかドイツ人とかから、いきなりメッセージが送られてくることがあった(カッコー!)。そんなわけで、「インターネットは世界中とつながっているんだ!」という実感は、多分当時のネットのほうが強かったと思う。

あと、ぼくが思い出すのは、スピッツベルゲン、geocities(は今でも残ってるからすごいよな)、realPlayerでのストリーミング再生(これも今でも残ってるな。ていうかよくあの速度で音楽ファイルなんぞをDLしたもんんだよ。もちろん、音質を犠牲にしてmp3の何十分の一くらいのファイルサイズにしていたが)。

と、昔話はここまで。そこから主流の接続方式はISDN,ADSL,光というように変遷してきて(ぼくはそのどれもを経験している)、たった10年で通信速度は500倍にもなり(動画どころか、mp3でさえ大容量ファイルだったが、今や動画がネット上にこんなにあふれているなんて、10年前の誰が信じるだろう)、常時接続が当たり前になった(電話代を節約するために巡回ソフトでぱっと巡回してすぐに接続をきるなんて必要はまったくなくなった)。そういう大きな変化があった一方で、いまだにインターネットの通信の基本はTCP/IPに支えられていて、wwwはHTTPに支えられ、電子メールもSMTPに支えられている。

そういうことを考えると、なんだかぼくがテレホタイムを気にして接続していたときから、だいぶ時間がたってしまったようにも感じるのだけれど、それは、ほんの10年前の話なんだよな。10年一昔、とは、よく言ったのもである。

おはようございます。久々に徹夜をしました。何をしていたかと言うと、曲を作ってました。最近流行の(?)チップチューンです。チップチューンてのは、「ファミコンぽい音とアレンジの曲」って思ってもらえばいいです。

8bit_toy_box.mp3

曲名は「8bit toy box」。おもちゃ箱みたいな曲を書きたいな、ということで。結構まじめに曲を作ったのは久々です。アルル・ザ・ブレイクビーツは思いつき一発みたいなところあったからな...。よろしければ聴いてやってください。感想があると喜びます。

ちなみに、使用したソフトシンセは「ファミシンセII (FAMISYNTH-II)」です。UIもファミコンを意識しててかわいい!素敵!

今日久々に秋葉に遊びに行ったら、ホワイトキャンバスの前に博霊神社が出現してました。

一枚目が全景。奥のほうに「厄除け」などと書いてありますが、「弾除け」はありませんでした。片手落ちと言わざるを得ない...!ぼくが欲しいのは弾除けの符だ!

二枚目、ちょっと神々しく光が射しています。

あまりにびっくりしたので本日二度目の日記書く。

ユ ニ コ ー ン 再 結 成。

http://www.sanspo.com/geino/news/090101/gnj0901010503003-n1.htm

今シーズン初、かつ今年初のスノボに行ってきました。姉と。

中学校の頃買ったウェアがいまだにジャストサイズでがっかり(身長がそこから伸びていない...)。フェイキーでまったく滑れなくなっててがっかり。携帯忘れていってがっかり。

がっかりだらけでしたが、スノボ自体は楽しんで滑ってこれました。

おおおおおお、普通の日記だ。

あ、忘れてた。末尾になりましたがあけましておめでとうございます。

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都内在住プログラマ。男子。

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