前回のエントリ読み返してみたけど、自分キモすぎる。だが私は謝らない。
今回はちょっとまじめに8話までの感想。
目と脳に百合フィルタかかっててまともに見れてないんだけど、この作品って執拗に「ふたりの関係」を描く作品なんだなーと思って見てる。タイトルからして「ふたりは」だし、変身も二人揃わないとできないんだよね。一人では変身することもできない。必殺技にしても、セラムンとかと違って「それぞれの必殺技」じゃなくて、ふたりの合体技なのな。しかも手をつないで発動とか...。
で、そういう「二人の距離感」について丁寧に作られてるなーって思うのが、第1回の「手つなぎシーン」で、一瞬なぎさの照れた顔が映るのな。前回キャプチャで上げたシーンだけど、まだお互いそんなに相手を知らない状態で手をつなぐってことに対する照れの表情がうつるわけ。最初のうち、なぎさは、「雪城さん」の手を握ることに対してちょっとした抵抗があるんだよね。これが、第8回でようやく二人が「友達」になる瞬間に、今度はなぎさのほうから、「ほのか」の手を握るんだよね。ばしっと。手の握り方で、なぎさのほのかに対する距離感が丁寧に描写されてる。必殺技のときに手を握るのもそうだし、このアニメは「手を握る」っていう所作を結構特別視してるぽい。
あと、二人の関係をテーマにするときに効果的に働いてるなーって思う設定として、ふたりがまったくタイプの違う人間でありながら、「人間関係を作るのが得意ではない」子だってこともある。いや、設定としてはなぎさは明るくて友達多い子なんだけど、普段つるんでるのって部活の活発な明るい子で、要するに「同類」なんだよね。結局、「自分のコピー」みたいな子としかつるんでなくて、自分とタイプの異なる子との接し方は決して上手ではない。ほのかはそもそも最初っから「あんまり仲の良い友達のいない子」っていう風に描かれてる。
このあたりの性格の違いは、ふたりがデートする第5回によく表れてる。なぎさはなぎさで「雪城さんはタイプが違ってちょっと居心地が...」みたいなことを言ってるし、ほのかはほのかでかなり頑固なんですね。ナンパーマン(笑)を撃退するときの口上とかも正論のあたまでっかちで、まぁ一言で言うと「感情の機微よりも正論が先に立つ」タイプ。ちょっと強引にまとめると、なぎさは「理屈抜きで感情を共有できる子としか仲良くなれない子」で、ほのかは「理屈先行で自己解決しちゃう子」なんですね。なぎさは一見友達が多くて人間関係に長けてるように見えるんだけど、実は、少なくとも初期においてはほのか→なぎさよりもなぎさ→ほのかのほうが距離感があるんだよね。そういう意味で、実は初期値では人間関係についてはなぎさのほうが幼稚かもしれない。
こういう、人間関係を構築するのがまだ上手じゃないふたりだからこそ、ふたりの関係に機微ってもんが出てくるわけで。
それが爆発したのが第8回ですね。なぎさの「あなたとはプリキュアってだけで友達でもなんでもないんだから!」という失言でふたりの微妙な距離に一気に溝が。「藤Pを紹介する」っていう自分の善意の理屈を感情で否定されたほのかは、さすが理屈先行という感じの行動をとるわけですよ。「プリキュアはお互い尊敬して理解しあえる相手じゃないと」って考えて、「プリキュア解散」へ。見事な自己完結。一方、なぎさはなぎさで、異なる考え方をもったほのかと、どうやって仲直りしたらいいかわかんないんですよね。仲直りのとき初めて相手を名前で呼び合うんだけど、先に相手を名前で呼んだのってじつはほのか→なぎさなんだよね。最初に相手側へ飛び越えたのは、やっぱりほのかだったってこと。
あーごめんやっぱ我慢できない脱線させて。「プリキュアはお互い尊敬して理解しあえる相手じゃないと」って言ってたほのかさんですが、理想の恋人を「お互い尊敬して理解しあえる相手」だみたいなことも言ってたよね? あれ? てことはてことは、プリキュアを一緒にやってく人こそ理想の恋人ってことじゃね? つまりなぎさが理想の恋人ってことじゃね? やばいなにこれどうしようこの気持ちぼくはどうしたらいいだろう。
で、何事もなかったかのように平常心に戻るけど、そんなわけで、8話現在、なぎさとほのかはようやく「お友達」(っていうかどっからどう見ても恋人だけどな!)になったわけですが、この関係を描くということにかけるスタッフの力の入れ方を見るに、今後はこのふたりが互いの関係を通じて成長していく様子が見れるんじゃないかと楽しみにしています。
以下物語内容にはあんまり関係ない断片的なつぶやき。
- EDヤバすぎる。敵幹部のあの意味不明にコミカルな動きと、あの無意味にハイテンションな歌詞。バカバカしすぎてとてもいいEDだと思います。
- アクションシーンのクオリティばらつきまくり
- 一昔前のビジュアル系っぽいお化粧の敵ひと、石化能力持ってるならその能力プリキュアに使えばよかったじゃねーかwww
- そんで服だけ石化とかおいしすぎるシチュだなって俺きめぇ
おかしいな、まじめに感想書いたはずなのにまたキモい部分が散見される。そろそろつぼみとか百合姫とかに手を出す時期かもしれない。
一迅社

良かったです
逆襲開始
ドラマCD30分越えでお値段はそのまま!
![コミック百合姫 2009年 06月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/611tkv7fc2L._SL160_.jpg)
コメントする