お久しぶりです。猫型です。
日付が変わる前に寝ようとしたのですが、昼寝をしすぎてしまい、なかなか寝付けないので文章でも書いて眠りへのプレリュードとして、貴様らの鼻水を飲みつくしてくれるわ!
と、いきなり懐かしくもマイナーなネタですが、みなさんついて来てる?
えー、巷では目は口ほどに物を言う、なんてことが言われておりますが、私が考えるに、目よりも饒舌にその人の「ひととなり」を示すものに、「本棚」ってものがあると思うんです。たとえばこんな人、ぼくは仲良くなれる自信がありません。本棚の半分が「年収1000万の仕事術」だとか「金持ちと貧乏、その分かれ道」みたいな本で埋まってて、「あ、漫画だ」って思ったら「ワンピース」と「スラムダンク」だった(念のため言っておくけれど、ぼくワンピースは嫌いじゃないしスラムダンクにいたっては好きです)。あるいは、こういうのはどうでしょう。これみよがしにおいてある「聖おにいさん」。その脇には岡崎京子。そして小田扉。さらに南Q太。その横に魚喃キリコ(念のために言っておくと、岡崎京子はすげーと思うし小田扉はぼくも何冊か持ってます。好きです)。「もうお前はビレッジバンガードで暮らせ!」と言いたくなっちゃいませんか? あるいはこんなんでもいいです。本棚の一角にずらーっと並ぶ「批評空間」。それと「現代思想」のバックナンバーたち。もちろん「構造と力」は彼にとって「マストアイテム」。蓮實重彦、柄谷行人、浅田彰こそわが青春!みたいな。あるいはこんなものも...、と、いくらでも続けられますが、もうやめましょう。
で、ぼくの本棚の話。
ぼくは学生の頃は自分でも恥ずかしくなる感じの「文学部生」をやっておりまして、本棚の7割を占めるのは文芸、思想系の本でした(残り3割は漫画)。うーん、友達になるのはちょっと遠慮しておきたいタイプです。アレントだとか、ハーバマスだとか、フーコーだとか、そういうお名前で本棚が構成されている感じの学生でありました。座右の銘は「命がけの跳躍」です! みたいな。ただまぁ、それでも結構バラエティに富んでいたというか、有り余る自意識が邪魔をして、ある種の「テンプレ」に陥らないような本棚を心がけていた(という行為自体がすでにある種のテンプレではないか、と今になったら思うんだけど)ところはありました。あー、この辺の心性は当時のぼくの文章を引くほうが早いな。ちょっとばかし当時の日記から引用を。
そういえば昔(というほど昔でもないけれど)友人のひとりがレンタルビデオ屋でバイトをしているときに、「借りていくビデオでそのひとの趣味とか性格とかがある程度わかって面白い」という旨の発言をしていた。この感覚はなんとなくわかる。でもだからこそ、自分が買い物をするときにちょっと複雑な気持ちになる。
たとえばCDを買うとき(あるいは本を買うとき)、変に気を回してしまう。あーDCPRGとサン・ラーを一緒にレジに持っていったら「難解な音楽好き」と思われてしまうだろうか。そう思われたらなんか恥ずかしいからついでにスピッツも買っていこう、とか、『現代思想』と佐伯啓思(社会学者。主著に『隠された思考』など)を一緒に買うとレジのひとに「あーこのひとはこういうひとか」と思われてしまいそうだ、ついでにさくらももこのエッセイも買っていこう、とか、そんなふうに変に気を回して出費がかさむ。でも、本屋の店員やレコード屋の店員に誤解されるのがどれだけのことかと言われればたいしたことないことだといわざるをえないわけで、はっきり言ってばかばかしいというか、ちょっと空むなしいみたいな感じがする。というかただの自意識過剰なひとだ(だいたい店員がそんなことをいちいち考えるだろうか?)。
うん。今と文体が変わってねーですね。いや、今のほうがちょっと砕けたというか頭が悪そうというか退行した感じではあるけれど(笑)。あと、セルフ突っ込みしとくけど、サン・ラーもDCPRGもそんな難解じゃねーぞ。あと佐伯啓思と「現代思想」を同列に並べるのはちょっとどうなのかな。
それはともかく、まあこんな感じで「ある種のテンプレ」に陥ることを執拗に避けていたぼくなのですが、大学を卒業してしばらくしてから、文芸、思想系の書籍やらを全て実家に送ってしまったのですね。そして、その後仕事で使う技術書やら、仕事で疲れた頭でも読める漫画やらを買い込んだわけです。その結果、ぼくの本棚が今どうなっているか。
まず、本棚の5割を占めるのが漫画。4割を占めるのが技術書。で、残りの1割が「粘菌の本」だとか、あとこまごまとした文芸書。
まぁ、4割の技術書は職業柄しょうがないし、1割しかない文芸書についてはもはや「誤差」の範囲なのだけれど、問題は半数を占める漫画ですよ。
正直技術書ってのは実用書の類なので、無色と考えていい。1割しかない文芸書の類はさっきも言ったけど「誤差」の範囲。となると、ぼくの本棚が語る「ひととなり」は漫画のラインナップに集中してきてしまうんですね。
ここで、ぼくの本棚のぱっと目に入った漫画を紹介しましょう。まず「バクマン」(あー、売れてるし「漫画読み」の中で話題だよね)。えー、「レベルE」(あー、あれですか? 冨樫で一番いいのはこれ! とか言っちゃう感じ?)。えー、「もやしもん」(ぎゃー!)。「プラネテス」(あばばばばばば)。「魔女」(もう殺せ...)。「よつばと!」(あー、まあね)。「敷居の住人」(うん、いや、志村貴子好きだけどさ)。
どうよ、この「この漫画がすごい!」感あふれるラインナップ。ここに「大きく振りかぶって」とか「君に届け!」とかあったらもう完璧でしょ? しかも...今まで話題になってないけど、ここに「涼宮ハルヒシリーズ」に「とらドラ!」というラノベ陣が加わるんだぜ...。
本棚の4割を占める技術書とあいまって、なんだか「理工学部、学部3年目の、ちょっと漫画が好きな底の浅いオタク」像が見えてきませんかこの本棚から。いや、まぁぼくそういう「教養主義」みたいなのあんまり好きじゃないんだけど、にしてもね。唯一そこに対抗できそうなラインナップも、吾妻ひでお「海から来た機械」「ぶらっとバニー」とかSABE(成コミじゃねーか!)ですよ...。ここに氏賀Y太とか西川魯介とか入ればまたちょっと違った色が出るんだろうけど...。
とにかく、「本棚は口ほどに物を言う」という観点から見ると、ぼくはもうほんと、底の浅いクソオタク以外の何者でもないですよ。これだったら彼女の本棚のほうがよっぽどおもしろいですよ...。うぅ...。
いや、ぼく違うよ? 読書傾向もっとニューウェーブだったよ? さすがにちょっと危機感を感じるので、月に2回まんだらけに通うことを自らに課し、そろそろ眠いので久々のエントリをお開きとさせていただきます。
君の本棚の漫画、結構しんどいよ。
ブログの中身と全然関係ないんですけど、数値海岸のライブ音源聴きました。
むこうのブログはコメントできないんで。
ギターの音が良い感じですね?
機材の詳細を教えてください。とくにアンプ(笑
>です。
いや、そのへんもなんか底の浅さを露呈してない?
>Dさん
おわわ、聴きましたか。
機材の詳細は以下です。
Fender Japan ストラト → Voxのワウ → アトリエDのオーバードライブ → ブルースドライバー → BOSSのフェイザー → BOSSのディレイ → アトリエDのギターアンプ であります。
アトリエDづくし。すんません、近いうちにエフェクタ代とキャビ代払います・・・。
やっぱり自分の作ったアンプの音って分かるものですね。
聞いた瞬間、アッー!俺のアンプだ!と思いました。
猫型さんのギターの音がアトリエD色になっていくのを見てると、まるで付き合ってる女の子が自分色に染まって行くような、そんな快感(笑
テレキャスのどのポジションで弾いてるのか疑問に思ってましたが、ストラトなのね。納得。
オーバードライブは、音沙汰ないのでどうなったのかな?と思ってました。
あ、金はいつでも良いです。
いやいや、ほんと、最高にいい音ですよあのアンプ。
あと、オーバードライブ。クリーンブースターとしてひじょーに優秀で重宝しております。最高だ…。
ドライブサステナーについてはまだちょっと「あたりどころ」が見つかってなくて、もしかしたらぼくのエフェクターには組み込まないかもしれませんが、もうちょっといろいろいじらせてください。最近はFUZZがほすぃ。
ストラトさん、下手なUSAよりいい音してるよね。フジゲンさん製らしいです。いつかパーツ交換してワンランク上の音を手に入れるつもりです。
遅まきながら……
>氏賀Y太
ねーよwwwwww
反応そこかwww